2011年3月29日火曜日

意外なところに証が

水の通りが悪い部位が…
駆水してみるが、あまり予後がぱっとしないで、すぐ悪くなる。
炎症になったので、消炎もしてみる、これも予後が思わしくなく、ぶり返す…

対症療法に、なっている…きちんと証を突けていない。

プロの漢方薬師は、複雑な漢方理論を心得ており、
人にもよるが、あまりこういうところで悩まない。(逆に、ハズレ処方ばかりくれる漢方医もいるが)

で結論は「血虚」でしたと。
血行不良は皮膚状態を堅くして体温を下げ、リンパなども同時に悪化…
消炎すると一見はいいようでも、体温を下げるのでこれも悪化材料。

だから柴胡での消炎の場合、休憩を挟んで補気や補血、お血などを行うことがある。
肝炎の消炎に柴胡を使い続け、体の芯が冷えすぎて肺炎などになる患者さんもいる。

こういう冷えて逆効果の状態で、補血の帰脾湯や人参養栄湯などを用いると
一連の悪要因はすべて消えた。
ちなみに、この前に駆お血剤の当帰芍薬散などを用いてみたが、むしろ炎症が悪化。
つまり駆お血優先の証ではなかった。

自分で漢方医療をマネジメントする場合
こうした試行錯誤は不可避。臨床治験。

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